お葬式での食事は、お通夜には「通夜振る舞い」、告別式には「会食、おとき、または精進落とし」などとして飲食の席を設けることがあります。
このご時世、複数で食事を囲むことを避けていた為か、食事自体をしないことも珍しくなくなってきてしまいました。
本来ならば、葬儀においても「食事」というはとても意味を持つものなのです。
司式者など宗教者や手伝ってくれた方々への感謝の席。
そして、故人を偲びながら食事をし、想い出などを語らう、故人の供養のための振る舞いでもあるとされています。
さらに以前は、ご馳走を振る舞うことで鎮魂や穢れを祓うことになると考えられていたようです。
葬儀と飲食は昔より深い繋がりがありました。お葬式も時代の流れとともに少しずつ形を変えているところはありますが、こうしたそれぞれ意味があることも、忘れてないでいきたいものですね。 相澤でした🐾